HP Proliant MicroServer セットアップ 1
先日 HP が発表した新しい小型サーバ HP Proliant MicroServer を、その日につい衝動買いしてしまいました。実は先週末に届いていたのですが、ようやくいじる時間ができたので写真を撮りつつセットアップしてみました。
写真はケータイカメラを使ったのでピンボケ・手ぶれは許してください。シリアルや MAC アドレスとかがもろ見えですが気にしない方向で。
購入したのは 160GB の SATA HDD のみが付属するいちばん安い構成です。HP Directplus で本体 35,700 円 + 送料 3150 円 = 38,850 円でした。
SATA HDD 160GB はいちばん左のドライブベイに入ってました。
マザーボードを引き出したところ。マザーボードは電源や USB など、結構たくさんコネクタなどを取り外さないと動かすことができず、非常に面倒です。PCI-Express カードを増設するときもこのようにマザーボードを引き出してから装着して戻す作業が必要です。
ML115 と同様のトルクスネジが使われています。ふたの裏にツールが付属しているので、ドライバーを用意する必要はありません。横の ODD (Optical Disc Drive ということらしい) の刻印の下にある 4 つのネジは 5 インチベイにデバイスを装着するとき使います。
自分は 5 インチベイには光学ドライブでなく、さらに SATA HDD を増設できるようなフレームを取り付けました。
SATA ケーブルは付属しないので自分で用意しないといけません。50cm の長さでぎりぎりでした。またマザーボード上部の空間に余裕がないので L 型コネクタのほうがいいかもしれません (周囲にスペースがありませんが…)。電源ケーブルも普通の 4 ピンコネクタのしか出ていないので SATA 電源コネクタの場合は変換ケーブルが必要です。
黒い本体に対して白い 5 インチベイのフレームはかなり格好悪いです。黒いのがあればよかった。
5 インチベイの穴をあけるためにはケース裏の板金をぶち抜く必要がありますが、これは素手でできます。
起動してみたところ。BIOS は ML115 などで見た AMI BIOS と同様のものでした。
手持ちの USB メモリに PartedMagic 4.10 が書き込まれていたので起動してみました。あたりまえですが普通に動作します。
なお動作音ですが、起動時に多少ファンの音がするものの、それ以降は気にならない程度に静かでした。ここは幹線沿いの騒音が多いマンションなので、あまりあてにはならないかもしれませんが…。
引き続き、ハードウェアの素性を調べつつ OS のインストールなどをやっていきます。
2010/09/24 22:43:00 JST