Jekyll+Bootstrap でサイトリニューアル

この週末、止まったまま長らく放置していたホームページのサイト www.keshi.org をようやくリニューアルしました。旧サイトは海外からの連続アクセスにさらされてサーバが過負荷になっていたことから、しばらく前よりサーバを止めてしまっていたのでした。

旧サイトのコンテンツのサルベージはまだほとんどできていません。サーバが Debian etch だったもので、動的なコンテンツの復活はなかなか難しいのですが、可能なものから取り組んで行きたいと思います。

ホームページにはそれなりのデザインの静的なページが数枚あれば十分なので、今回のリニューアルでは流行の JekyllTwitter Bootstrap を使って構築してみました。

また HTML や ERb でタグを開いたり閉じたりするのはもうしんどいので、これからは HAMLSASS や Markdown のような簡略記法を中心に使っていこうと思います。

さらに jekyll-assets というプラグインを利用して Sprockets によるアセットパイプラインを生成できるようにしました。これを使うと Rails でやっているようなスタイルシートやスクリプトのファイル連結・圧縮が簡単にできます。大変便利なのに日本国内では使っている人があまりいないように見えるのが不思議です。

これに加えて LESS から SASS に変換された Bootstrap である sass-bootstrap を使わせてもらいました。これにより JavaScript ランタイムなしで Bootstrap をカスタマイズ して利用できるようになります。

jekyll-assets および sass-bootstrap を活用したサイト構築手順については、作者の人が ブログの記事 で詳しく解説してくれていますが、自分も作例を GitHub および GitHub Pages で公開してみました。

動作環境としては Debian wheezy の Ruby 1.9.3 でよく、おすすめの 構築手順 のように Bundler を使えばシステムの gem を汚さず動かせるため手軽です。ぜひ試してみてください。

2013/10/07 00:04:00 JST