最近の買い物: Microsoft Surface Pro 2

増税前の駆け込みで Surface Pro 2 256GB モデルを買いました。

これは人気すぎて昨年末から販売休止してしまっていた Microsoft 製タブレット PC ですが、 3 月末になってようやく出荷され始めたようで、自分の場合は yodobashi.com で 3/30 の昼間に出た在庫を運良くゲットすることができました。

専用キーボード Type Cover 2 も一緒に欲しかったのですが、普通の店には日本語配列のものしかないのでまだ何も買っておりません。 amazon.com も日本には発送してくれないようだし、そのへんの並行輸入業者から買うしかなさそうです。現在は USB ハブを接続して USB-HDD や Unifying キーボード・マウスをつなげて使っています。

というわけで 3/31 の昼間に届いたばかりのものなのですが、プレインストールの Windows 8.1 いじりもそこそこにしてまずは Linux が使えるか見てみようと思い、 Ubuntu 14.04 LTS Daily Build の Live Desktop を USB-HDD 起動で試してみたところ、あっさり動いてくれました。

使ったのは Ubuntu 14.04 (Trusty Tahr) Daily Build から入手できる ISO イメージ (20140331 版) ですが、これを USB-HDD の先頭から dd で書き込むだけで UEFI/MBR ブート可能なデバイスを作ることができます。

ただしセキュアブートが有効な Surface Pro 2 でブートするには、事前に Microsoft が配布している Microsoft Surface Pro UEFI CA OEM PK Tool を使って、サードパーティのブートローダが起動できる証明書を UEFI に追加しておく必要があります。

あるいは UEFI 設定でセキュアブートを無効にして起動することも可能ですが、この場合 Surface の起動画面が真っ赤になってしまい精神衛生上あまりよろしくありません。

現時点の Linux カーネル 3.13 では Surface Pro 2 のデバイスはカメラやデジタイザ含めだいたい動くようですが、肝心の内蔵 USB 接続 WiFi/Bluetooth (Marvell Avastar 88W8797 ) だけは残念ながら動きませんでした。デバイスの認識はするようですがネットワークインタフェースが出てきません。

これはドライバの不具合として #64111 #69661 などで報告されており、 Marvell の中の人もわざわざ Surace Pro 2 を買って新しいファームウェアを作ってくれたりしていますが、まだハングアップが発生したりとなかなか安定しないようです。自分もこのファームウェアを試してみましたが、いまのところうまく動かすことができてません。 Ubuntu 14.04 LTS リリースまでに動くようになってればいいですね。

Surface Pro 2 のハードウェア自体はかなりよくできており、ディスプレイも見やすくてよいので、後日内蔵 SSD に Ubuntu Desktop をインストールして、そちらをメインに使おうと思っています。

2014/03/31 23:32:00 JST